ちょっとのお醤油が旨みを引き立てます。

大サイズの真ほっけです。身肉・脂の甘みをしっかりと味わうことのできる「甘塩仕立て」です。

お醤油をたらりとかけ、お好みでたっぷりの大根おろしと一緒にお召し上がりください。

礼文島を囲む豊かな海で獲れた真ほっけを使用しています。

北海道の北部に位置する礼文島。北から流れ込むリマン海流と南からくる対馬海流が交じり合うことで魚たちのエサとなるプランクトンが増えて食物連鎖を活発化させ豊かな海となっています。

礼文で獲れたほっけは評価が高く、その中でも脂がのって美味しい5月から10月までに水揚げされた大サイズの真ほっけをご用意いたしました。

豆知識：「真ほっけ」と「しまほっけ」

ほっけには2種類あります。 「真ほっけ（ホッケ）」と「縞ほっけ（キタノホッケ）」 脂のりで言えば「縞ほっけ」に軍配が上がりますが、「真ほっけ」は身のしまりが良く味も濃いのが特徴と言われます。

礼文島船泊漁協の『3つのこだわり』

船泊漁協のほっけ漁は刺し網漁で行われます。ほっけは鮮度の落ちやすい魚のため、加工までの鮮度の維持が重要です。船泊漁協では鮮度を維持するための努力や、資源保護にも注力しています。

その１. 網入から凍結までの時間を出来る限り短縮し、鮮度の良い商品を生産

深夜午前2時頃から網入れを開始、3時間ほどたってから網揚げをします。
午前8時頃には港へ戻り、各番屋（※1）にて網外しを行います。それぞれの番屋に重量選別機が用意されているため、北海道内でもこれ以上ないほど選別を迅速に行うことが出来ます。
水揚げ後はタンクの上から氷をかぶせて冷やし込むため、番屋での作業中も鮮度を保つことが出来ます。午後3時までには、番屋の目の前にある冷凍工場で高い鮮度のまま製品凍結をしています。（※1：番屋とは漁師の作業場のこと）

その２. 網目を大きくすることで、未成熟の小さい魚を水揚げしない

資源管理の観点から、未成魚は漁獲しないように大きいサイズの魚を中心に漁獲しています。
漁獲できる魚の大きさは網目の大きさに比例するため網目を大きくすることで小さい未成魚は逃げることができ、選別作業も効率的に行えるようになります。

その３. 漁期を早期に終える事で、卵持ち魚を水揚げしない

刺網ほっけ漁期は、5月初旬から10月20日までと設定されており11月から4月までの半年間は禁漁としています。ほっけの産卵期は秋冬のため、卵持ち魚を水揚げしないようにしているのです。
ほっけの孵化を妨げないよう、ナマコ生産者と協力して通常は1月からのナマコ桁引き漁を遅らせ、2月からの漁とするなどといった努力もしています。

鮮度を保たれたままぎょれんグループの加工場に運ばれ、開き干しに致しました。

そのままだとご家庭用のグリルでは入りきらないかもしれませんので、その際は切り分けて焼いてください。 ただ、あまり小さく切り分けてしまうと、焼いたときに水分が抜けやすくなり美味しさが半減してしまいます。BBQなどにもおすすめの大きさです。

一般的にほっけは大きければ大きいほど美味しいといわれる魚。なかなかお目にかかれないこの大サイズの真ほっけを是非お楽しみください。

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