産地で変わる数の子の
食感

数の子の価格・評価は、水揚げされる場所によって、まったくと言っていいほど違います。その基準となるのは食感や歯ごたえ、つまりパリッと響く『音』です。「数の子は耳で食べる」という格言もあるほど。

市場に占める多くは輸入品。 サンフランシスコ ・カナダ ・サウスイースタン ・ブリストル湾
北米太平洋系は、サンフランシスコから順に歯応えが弱くなっていく傾向です。北欧など大西洋系になるとさらにソフトになります。

そのなかで北海道産は、ひときわ弾力がありパリパリ食感が特徴です。

産地によって食感が変わる理由

食感の違いは、産卵場所の環境に左右されるといわれます。北米太平洋や北海道近海の産卵場所は「海藻」。波に流されないよう、しっかりと結着させるため卵同士の粘度が強いです。この粘りこそが、パリパリ食感を生みます。

大西洋系は、砂地に産卵するため、粘りは必要ありません。水分を多く含むので、やわらかい食感になります。

北海道産が最高の食感である理由は、海藻が豊富な環境であること。輸入原料よりも高品質かつ希少であるため、高い市場評価を受けています。

希少な北海道産をさらに厳選！

日本で売られている数の子の製品は輸入原料が多く、北海道産は供給量のわずか3％ほどしかありません。とても希少な商品です。

この中からさらに選別！一粒一粒がしっかりとした原卵であること、そして色・形・大きさはすべて厳しい基準を満たして、はじめて製品となります。

使用するのは大サイズ！圧巻の見栄え

北海道ぎょれんの塩数の子は「2特大～大」と呼ばれる大きなサイズを使用。1本がずっしりと重く、お正月に相応しい最高品質の逸品です。

『無漂白』へのこだわり

数の子と言えば、鮮やかな黄金色。しかし大半が「漂白」されていることはご存知ですか？漂白には過酸化水素を使用。見た目には美しいのですが、味・食感が犠牲になります。

「無漂白」はまさに『ありのまま』です。色ムラや、黒っぽく見える部分が残ることもありますが、天然の旨味とパリパリ食感はそのまま。美味しさで選ぶならば、だんぜん「無漂白」がオススメです。

失敗しない！「塩数の子」塩抜き方法

数の子の下ごしらえは意外と簡単！一度覚えてしまえば、おせち料理はもちろん、サラダや和え物など、アレンジメニューにも手軽にお使いいただけます。

塩抜き方法
① 一度、軽く水洗いをします。
② うすい塩水（水1000ｃｃに食塩4ｇ）に数の子を約7～8時間ひたし、その間に同じ割合の塩水を3回程とりかえてください。※塩分を抜きすぎると苦みが出ますので、その場合は再度うすい塩水に1～2時間ひたしてください。
③ 塩抜きが終わりましたら、数の子のうすい皮をきれいに取り除き召し上がりください。

〈 コツ・ポイント 〉
■ 塩抜きする際の水は『塩水』で。
■ うす皮は塩分が抜けてから取り除く。
■ 少し塩分を残して完了する。（塩分を抜きすぎると、苦みが出ます）

ご贈答（お歳暮など）にもオススメします

お歳暮にも大変喜ばれる、専用の化粧箱にお入れしました。塩数の子は新年を鮮やかに彩るおせち料理にも欠かせない一品！ご自宅用はもちろん、お世話になった方への贈りものとしてはいかがでしょうか。

「塩抜き方法」を記載したリーフレットも同封しておりますのでご安心ください。

※簡易熨斗（5種類）は無料でお付けいたします

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