












北海道から取り寄せた、立派な塩数の子。
いざ届いてみるとなかなかのボリュームで、「これ、全部一気に食べ切れるかな…」と若干心配に。決して安くはないお買い物なので、保存に失敗して無駄にしてしまうのだけは避けたいものです。
そこで今回は、塩抜き前・塩抜き後・味付け後の3つの状態に分けて、それぞれどのくらい日持ちするのかを実際に検証してみました。保存方法や間違えやすいポイントも合わせてレポートします!

小山 香(こやま かおり)
産直ネットショップ 北海道ぎょれんのライターで”食いしん坊担当”。
1991年生まれ。
食べることが大好きな料理初心者。
特に好きな海鮮はいくらとホッケ。
数の子の保存でまず知っておきたいのは、どの状態で保存するかによって日持ちが大きく変わるということです。塩抜き前・塩抜き後・味付け後の3つで、それぞれ扱い方がまるで違います。
| 状態 | 保存方法 | 目安の日数 |
|---|---|---|
| 塩抜き前(塩数の子) | 冷蔵 | 賞味期限内 |
| 塩抜き後 | 冷蔵 | 約2〜3日 |
| 味付け後 | 冷蔵・冷凍 | 冷蔵:約3〜5日/冷凍:約2~3週間 |
一目見てわかる通り、塩抜き後は日持ちが短くなります。「まとめて塩抜きしておこう」は要注意。どの状態で保存するかによって、日持ちする日数が大きく変わります。
3つの状態の中で一番日持ちするのが、塩抜き前の塩数の子です。

塩がたっぷり含まれているぶん、鮮度が保ちやすい状態です。ただし、保存するときにひと手間加えるかどうかで日持ちが変わります。
塩抜き前の保存ポイント
・未開封のまま冷蔵保存が基本。商品に記載されている賞味期限を目安にする
・開封後は密閉容器や密閉袋に入れて冷蔵保存する
・冷凍保存はNG。解凍後に食感が損なわれてしまう
買ってすぐに全部塩抜きしなくていいということで、取り寄せのハードルが下がりますね。食べる分だけ塩抜きして、残りは塩抜き前の状態で保存しておくのがおすすめです。
塩を抜いた瞬間から、数の子は一気に繊細な状態になります。

塩抜き前と比べて塩分が大幅に減るため、雑菌が繁殖しやすくなります。実際に保存してみると、日数が経つにつれてじわじわと風味が落ちていくのがわかりました。
塩抜き後の保存ポイント
・塩抜き後はできるだけその日のうちに味付けまで済ませるのが理想
・すぐ味付けしない場合は薄い塩水に浸けた状態で密閉容器に入れて冷蔵し、塩水は毎日交換する
・保存の目安は約2〜3日。それ以上おくと風味が落ちてくる
塩抜きはどうしても時間がかかりますが、塩抜きしながら次の味付けの準備もしておくと安心です。
白だし漬けにした数の子を、何日かにわたって食べ比べてみました。

漬けたての1日目はだしの香りがやさしく、上品な仕上がり。ところが日数が経つほど塩気が染み込んでいきます。5日を過ぎると塩辛くなり、数の子本来の風味が薄れてしまいました。3日以内を目安に食べ切るのがよさそうです。
食べ切れない分は漬け汁ごと冷凍が正解。漬け汁に浸けたまま冷凍することで、乾燥を防いでプチプチ食感をキープできます。食べるときは半日前に冷蔵庫へ移すだけ。解凍も簡単です。

味付け後の保存ポイント
・冷蔵の目安は3〜5日以内
・冷凍保存する場合は、漬け汁ごと保存容器に入れて冷凍庫へ(2〜3週間が目安)
・解凍は食べる半日ほど前に冷蔵庫へ移して自然解凍
3つの検証を踏まえて、保存のポイントを3つにまとめました。
今回の検証でわかったことをまとめます。
保存方法さえ押さえてしまえば、取り寄せた数の子を最後の一本まで美味しく楽しめます。塩抜きや味付け方法と合わせて、ぜひ参考にしてみてください。

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