












魚の頭や中骨など、切り身にならない部位をまとめて“アラ”と呼びます。どう使えばいいかわからず、捨ててしまっていた方も多いのではないでしょうか。
実はアラには旨味がたっぷり詰まっていて、アラ汁にすると深いだしが出ます。塩蔵した魚のアラは三平汁として北海道で親しまれてきましたが、生サーモンのアラはどう使えばいいんだろう?と調べてみたところ、味噌汁にするのが簡単でおすすめとのこと。
今回は、生サーモンのアラを使った味噌仕立てのアラ汁に挑戦してみた様子を丁寧にレポートします。

産直ネットショップ 北海道ぎょれんのライターで”食いしん坊担当”。
1991年生まれ。
食べることが大好きな料理初心者。
特に好きな海鮮はいくらとホッケ。
まずは材料と作り方をざっくり確認しておきましょう。詳しい手順とポイントはこのあと写真つきで解説します。
作り方
今回使ったのは、北海道ぎょれんの「活〆花咲トラウトサーモン 1尾」です。
いろいろな部位が一気に楽しめておすすめですよ。

この中から、今回はアラを使います。
解凍方法はこちらをご覧ください。
塩鮭のアラを使う場合のレシピはこちら。
塩鮭のアラ汁との一番の違いが、この下処理です。生サーモンには塩分がないため、霜降りの前に塩をもみ込んで臭みを引き出す工程が必要になります。

塩をもみ込んで5〜10分おくと、表面に水分が出てきます。これが臭みのもとなので、熱湯をかけてしっかり取り除くのがポイントです。

霜降りの手順
面倒に感じるかもしれませんが、仕上がりが大きく変わるのでやっておきましょう。
下処理が終わったら、あとは煮るだけ。手順はシンプルです。
まずは鍋に昆布と水を入れて10分ほどおきます。

10分経ったら、細かく切ったアラを加えて中火にかけます。アラはキッチンバサミで切ると手軽です。
沸騰しそうになったら直前に昆布を取り出して、ぬめりが出るのを防ぐのがポイント。沸騰したらアクを取ります。

そのまま煮続けると汁が白濁して風味が落ちるので、アクを取ったら弱火にして静かに煮ましょう。
火の通りにくい根菜から順番に加えていきます。

具材の目安は2人分。厳密に量る必要はなく、冷蔵庫にあるものを適当に入れてOKです。
具材に火が通ったら味噌を溶き入れます。

生サーモンのアラには塩分がないので、味噌の量が味の決め手になります。まず少なめに入れて味見してから、物足りなければ少しずつ足してください。入れ過ぎたら水で調整しましょう。
仕上げに長ネギを加えます。

長ネギは火を通しすぎると香りが飛んでしまうので、火を止める直前に加えるのがポイント。30秒〜1分で十分です。
あっという間に、具だくさんのアラ汁が完成しました!

完成したアラ汁をお椀によそってみました。味噌のやさしい香りとサーモンの旨味が合わさって、見ただけで食欲が湧いてきます。

ひと口すすると、サーモンのだしと味噌のコクが合わさって味わい深いおいしさ。塩鮭のアラ汁とはまた違う、やさしくてほっとする味わいです。
具材にもだしが染み込んでいて、野菜が見事なごちそうに。野菜嫌いのお子さんでも食べられるのでは?というくらい、甘くてホロホロでおいしかったです。
普段は持て余していたアラで、ここまでおいしい汁ができるとは思っていませんでした。アラ汁を作りたいがためにサーモンを買う可能性が出てきたくらいです。野菜もたっぷり取れて体にいいので、我が家の定番レシピに仲間入りしていただこうと思います。
塩鮭のアラ汁とはまた違う、味噌仕立てのやさしい味わいをぜひ試してみてくださいね。
今回使った商品はこちら
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