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いくらと筋子(すじこ)の違いとは? メーカーさんに美味しく作る秘訣も聞いてみました!

プチプチの食感、とろける味わいが人気の「いくら」。同じくごはんのお共として定番の「筋子(すじこ)」。見た目の似ているそれぞれの違い、答えられますか?

ここでは、

  • いくらと筋子の違いがわからない!
  • いくらと筋子の種類について知りたい!
  • 食べたことはないが、味に興味がある!

という人のために、「いくら」と「筋子」について解説します。この記事を読めば「いくらと筋子の違い」がわかります!

PROFILE
執筆者
ぎょれん販売株式会社 直販部部長
山田 健太
KENTA YAMADA
1977年生まれ。北海道根室市出身。2000年ぎょれん販売(株)入社から現在まで20年以上、通販業務を担当。趣味はキャンプ。
保有資格
食生活アドバイザー2級 / 中級食品表示診断士

筋子とは?

下の画像は「いくらと筋子」です。どちらが筋子かわかりますか?

正解は「上」。筋子は卵巣膜に入っている、つながっている状態のサケ・マスの卵です。お腹から取り出したばかりの状態は「生筋子」と言います。筋子の加工品は「塩筋子」、つまり「塩漬け」が一般的です。塩漬けのようなコクはないものの、「醤油漬け」「味噌漬け」なども食べやすい味付けで人気があります。

いくらとは?

一方の「いくら」は筋子から卵巣膜を外して、バラバラになった状態を指します。秋鮭の卵をほぐしたものが主流です。

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「いくらってなんの卵?」 秋鮭いくらと鱒いくらの違いを教えます! | 北海道ぎょれんコラム

いくらの加工品は醤油漬が90%以上を占めており、他にはいくら通が好む塩漬け(塩いくら)、生のまま凍結したいくら(生冷いくら)があります。

種類数量(単位:トン)割合
いくら醤油漬1,56091%
塩いくら1006%
生冷いくら503%
合計1,710
(2019:北海道ぎょれん累計)

高級なのはどっち?

とても難しい質問です・・・。正直なところケースバイケース。一般的には「いくらの方が高い」と見られがちです。しかし、秋鮭いくらとマス筋子(マスコ)・紅鮭筋子(ベニコ)などが一緒の売り場に並ぶこともあるのです。原料の魚が違うのに、価格を比較するのはムリがあります。

この質問をメーカーさんに聞いてみました。お話を伺ったのは北海道浦河町の三協水産株式会社、小西社長です。当店では三協水産の「いくら醤油漬」「塩いくら」「秋鮭塩筋子」を販売しております。

メーカーさんに聞いてみました!

筆者: 秋鮭卵の「いくら醤油漬」「塩いくら」「塩筋子」の値段設定を教えてください?

メーカー: 弊社はすべて同じにしています。たぶん珍しいですよね?

筆者: 「塩いくら」「塩筋子」を高く設定するメーカーが多いと思います。

メーカー: それぞれの考えがあると思います。たしかに「塩いくら」「塩筋子」は高い技術が必要です。中でも筋子は時間もかかります。弊社は塩筋子の生産量が少ないので、最近では価格を横並びにしました。

※画像は三協水産の船「漁吉丸」

職人の仕事について

筆者: 「塩筋子」は熟成工程が必要ですものね。一般的には熟成期間は1週間前後でしょうか?

メーカー: 弊社の具体的な日数は教えられないです。原料によっても違ってきます。検食しながら塩カドが取れて、まろやかさが出たタイミングで完成となります。

筆者: 作っているのは職人さんですか?

メーカー: そうです。高い技術を持っている方で、何十年もお願いしています。

筆者: 職人さんがいなければムリですか?

メーカー: 漬込み時間のわずかな差で、味が変わります。原料の目利きも重要なので、職人なしで同じ味は出せないと思います。

製造時期はいつ頃?

筆者: 筋子は「未成熟卵だ」という人もいますけど?

メーカー: 何をもって成熟かという基準もそれぞれですけど、秋鮭卵の場合は成熟卵である必要がありますね。弊社は銀毛の卵を使います。

筆者: 作る時期はいつ頃ですか?

メーカー: 年によって違いますが、大体9月後半~11月20日までですね。毎年、予定している生産数によっても変わってきます。

筆者: 後半は卵が固くなりませんか?

メーカー: ブナ毛だと固くなりますね。銀毛は11月でも大丈夫です。時期も重要ですけど、卵の色や皮質が重要になってきます。

※銀毛:産卵の遡上前、体表が銀白色を帯びる秋鮭のこと。脂のり・味もよいとされます。
※ブナ毛:産卵が近い秋鮭。婚姻色を帯びて体色が濃くなっています。身色も白っぽい。脂質は少なくなります。

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良質な卵とは?

筆者: どのような卵がよいと考えますか?

メーカー: 鮮度が重要と考えています。あとは色。色味が赤すぎる、黒すぎるのはダメで、きれいなオレンジ色の卵を使います。

筆者: 人によっては粒の大きさを気にしますよね?

メーカー: 好みもあると思います。弊社は銀毛の卵がもつコクを重視します。ブナ毛の粒は大きいですが、旨味は少ない気がしますね。

筆者: 勉強になります!

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■ まとめ

  • 筋子:サケ・マスの卵で、卵巣膜に入ったままのつながっている状態
  • いくら:筋子から卵巣膜を外して、バラバラにほぐした卵

卵がつながっているかを見れば一目瞭然です!お話の最後に、メーカーオススメの食べ方を聞いてみました。

メーカー: やは温かいごはんにのせてが最高だと思います。酒肴という人もいますけど、産地でも「いくら」「筋子」はごはんのお供ですね。

筆者: 三協水産(株) 小西部長、ありがとうございました。

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取材に協力していただいた三協水産株式会社はブランド鮭「銀聖」が有名なメーカー銀聖は銀毛の中から選別される特別な秋鮭。
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