












「えびってスーパーで一年中売ってるけど、本当の”旬”っていつなんだろう?」
そう思ったことはありませんか?
結論から言うと、えびの旬は「種類 × 天然か養殖か × 産地」の組み合わせで決まります。
この記事では、北海道で獲れるものを中心に人気のえびの旬や、美味しいえびの選び方などを北海道の生産者団体が運営する「産直ネットショップ 北海道ぎょれん」がわかりやすく解説します。

一方で、「えびの旬はこれ!」と断言しにくいのも事実。それには3つの大きな理由があります。

スーパーでよく見る「バナメイえび」や「ブラックタイガー」。これらは主に東南アジアからの輸入・冷凍品です。現地で獲れた(養殖された)後、すぐに冷凍されるため、特定の「旬」を感じにくく、一年中安定して流通しています。
「車えび」などは養殖も盛んです。養殖えびは、水温やエサを管理し、出荷時期を調整できます。例えば、お歳暮や年末年始の需要に合わせて冬に出荷のピークを迎えるため、天然もの(旬は夏〜秋)とは旬の時期が逆転することもあります。
「桜えび」や「伊勢海老」のように、資源保護のために漁期が厳しく定められている種類もあります。ただし、禁漁期間は産地によって大きく異なります。
例えば伊勢海老の場合:
このように、同じえびでも産地によって漁期が1〜3ヶ月ずれることがあるため、「全国共通の旬」を一言で表すことが難しいのです。
だからこそ、えびの旬は「種類 × 天然か養殖か × 産地」の組み合わせで考える必要があります。
日本で人気の高い代表的なえびの旬を、カレンダー形式の早見表にまとめました。
※重要:旬は産地や天然・養殖の違いにより変動します。あくまで目安としてご覧ください

日本で人気の高い代表的なえびの旬をまとめました。
※重要:旬は産地や天然・養殖の違いにより変動します。あくまで目安としてご覧ください。
| 甘えび | 1〜2月の冬と、9〜12月の秋から初冬にかけて。産地によっては5〜6月の春から初夏も旬を迎えます。 |
|---|---|
| ボタンエビ | 1〜4月の冬から春先と、9〜12月の秋から初冬。特に春先と初冬が美味しい時期です。 |
| 北海シマエビ | 年2回、6〜7月の初夏と10〜11月の秋に訪れます。 |
| 桜えび | 春漁(3〜6月)と秋漁(10〜12月)の年2回が旬。駿河湾の風物詩として知られています。 |
|---|---|
| 車えび(天然) | 旬は6〜8月の夏場に限られます。 |
| 車えび(養殖) | 旬は1〜2月と11〜12月の冬場。年末年始の需要に合わせて出荷されます。 |
| 伊勢海老 | 旬は1〜4月と10〜12月。ただし産地により漁期が大きく異なるため、地域ごとの確認が必要です。 |
LINE友だち登録はこちら>
ここからは、旬カレンダーで紹介したえびについて「どの時期に、どう食べると一番おいしいか」を具体的に解説します。

旬:北海道ではほぼ通年水揚げあり(特に晩秋〜冬が美味)
北海道はエリアを変えながら一年中漁が行われていますが、海水温がぐっと下がる秋から冬(9月〜2月頃)にかけては、身がキュッと締まり、甘みが最も強くなります。
特徴:
その名の通り、口に入れた瞬間に広がる濃厚な甘みと、ねっとりした食感が特徴です。鮮やかな赤色と形が赤唐辛子(南蛮)に似ていることから、「南蛮エビ」と呼ばれることもあります。鮮度が良いものほど、身に透明感があります。
おすすめの食べ方:

旬:春先と初冬の年2回
北海道では3月に漁が解禁され、4月頃に最盛期を迎えます。また、秋から初冬にかけても良質なものが水揚げされます。オスは身が締まる春先、メスは卵(内子)を抱える秋と、季節ごとに違った味わいが楽しめます。
特徴:
大ぶりで食べ応えがあり、ねっとりとした濃厚な甘みと、頭に詰まった味噌が絶品です。
おすすめの食べ方:

旬:初夏(6月中旬〜7月中旬)と 秋(10月上旬〜11月上旬)
北海道の限られた地域(野付半島、サロマ湖など)でしか獲れない、希少なえびです。漁期は年2回、それぞれ2週間〜1ヶ月程度に限られます。
特徴:
生きているときは緑がかった褐色ですが、茹でると鮮やかな赤色に変わります。加熱することでプリッとした食感が生まれ、凝縮された濃い甘さが引き出されます。
おすすめの食べ方:
このえびは、水揚げ直後に絶妙な塩加減で茹で上げる「塩ゆで」が基本かつ至高の食べ方です。

旬:春漁(3月中旬〜6月上旬)と 秋漁(10月下旬〜12月下旬)
日本では駿河湾(静岡県)でしか漁獲が許可されておらず、非常に貴重なえびです。産卵保護のため、6月11日から9月30日までは採捕禁止期間となっています。
特徴:
小さく美しいピンク色。殻ごと丸ごと食べられるため、カルシウムやアスタキサンチンなどの栄養を効率よく摂取できます。
おすすめの食べ方:

天然の旬:夏〜秋(6月〜8月)
天然ものは、この時期に殻が柔らかくなり、身が引き締まります。
特徴:
加熱すると甘みがぐっと増すのが最大の特徴。プリプリとした食感は「えびの王様」と呼ばれるにふさわしい風格です。
おすすめの食べ方:

旬:秋〜冬(産地により異なる)
産卵期が終わって身が最も引き締まり、甘みが強くなるのが秋から冬にかけて。ただし、禁漁期間は産地によって大きく異なります:
特徴:
なんといってもその豪華な見た目と、ぷりっと弾力のある身。濃厚な味噌もたまりません。
おすすめの食べ方:
「お刺身で食べたいけれど、このえびで大丈夫かな?」 そんな不安を解消するために、まずは「生で食べられるえび」の確認方法と、鮮度の見極めポイントを押さえましょう。
スーパーでえびを選ぶ際、生で食べるなら以下の2点を必ず確認してください。
1.ラベルの表示を確認する
パッケージに「刺身用」「生食用」と明記されているもの以外は、いくら新鮮そうに見えても生食は避けてください。加熱用は菌数の基準が異なります。
2.「透明感」があるか
生でおいしいえびは、身が透き通るような飴色やピンク色をしています。
生食用・加熱用にかかわらず、おいしいえびを選ぶためのチェックポイントです。
| 頭や尾が黒ずんでいないか? | えびは鮮度が落ちると酵素の働きで黒く変色します。特に頭と胴体の付け根が黒ずんでいるものは避けましょう。 |
|---|---|
| 目が澄んでいるか? | 魚と同じく、えびも新鮮な個体は目が黒く澄んでいます。濁っているものは時間が経っています。 |
| 身が痩せていないか?(殻との隙間) | 殻と身の間にスカスカの隙間があるものは、水分や旨味が抜けて身が痩せています。殻の端まで身がパンパンに詰まっているものを選びましょう。 |
| ドリップ(汁)が出ていないか? | トレイの中に赤い汁(ドリップ)が溜まっているものは、旨味が流出しており、臭みの原因になります。 |
LINE登録でいくら醤油漬プレゼントに応募する⇒こちら

今回はえびの旬について、種類別の美味しい時期や選び方、おすすめの食べ方を解説しました。
「今日は甘えびが旬だから刺身にしよう」
「夏なら天然の車えびで天ぷらもいいな」
そんな風に、季節に合わせて食材を選べるようになれば、食卓がより楽しくなるでしょう。

横にスクロールしてください→
この記事をシェアする
アクセス数の多い記事トップ5