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イカの旬はいつ?一番美味しい時期と選び方を徹底解説

「イカの旬っていつなの?」スーパーの鮮魚売り場でイカを見かけたとき、そんな疑問を抱いたことはありませんか?

実は、イカは種類によって旬の時期が異なるため、一年中美味しいイカを楽しむことができます。この記事では、種類ごとの旬と特徴、そして美味しいイカの見分け方まで詳しくお伝えします。

季節ごとに最適なイカを選ぶことで、ご家庭で旬の味覚を堪能できるようになりますよ。

PROFILE
執筆者
ぎょれん販売株式会社 直販部部長
山田 健太
KENTA YAMADA
1977年生まれ。北海道根室市出身。2000年ぎょれん販売(株)入社から現在まで20年以上、通販業務を担当。趣味はキャンプ。
保有資格
食生活アドバイザー2級 / 中級食品表示診断士

イカの種類別・旬のカレンダー

まずは、主要なイカの旬をまとめた表をご覧ください。

どの季節にどのイカが美味しいのか、ひと目で分かります。

イカの旬カレンダー

この表を見ると、一年を通じて何かしらのイカが旬を迎えていることがわかりますね。

代表的なイカの旬と特徴・おすすめの食べ方

ここからは、日本で人気の高い5種類のイカについて、それぞれの旬の時期と味の特徴、おすすめの食べ方を詳しくご紹介します。

スルメイカ|初夏~晩秋が本番の定番イカ

スルメイカ

旬の時期:6月~12月(最盛期は6~9月)、冬季も一部地域で漁獲
スルメイカは日本で最も流通量が多い、まさに国民的なイカです。初夏から晩秋(6~12月)にかけて全道各地で水揚げされます。
北海道や東北地方では「真いか(マイカ)」とも呼ばれ、函館近海では6~9月が最盛期。また、日本海では周年漁獲され、近年では冬季(1~3月)の漁獲量も増加しています。

味・食感の特徴

  • 夏イカ(6~9月): 身が柔らかく、甘みが強い。刺身で食べると絶品です
  • 冬イカ(1~3月): 身が締まって肉厚。噛むほどに旨味が広がります
  • クセがなく、どんな調理法でも美味しく食べられる万能選手

おすすめ料理

  • 刺身・イカそうめん:夏イカの甘みを堪能
  • イカリング・天ぷら:柔らかい食感を活かす
  • イカの塩辛:冬イカの濃厚な味わいで作る
  • 煮付け・炒め物:どんな味付けにも合います

ヤリイカ|冬~春の高級イカ

ヤリイカ

旬の時期:12月~4月(ピークは1月~3月)
その名の通り、槍のように細長い姿が特徴のヤリイカ。冬の高級イカとして知られ、寒い時期ほど身が締まって美味しくなります。多くの海域で1月~3月に漁獲のピークを迎えます。

味・食感の特徴

  • 透明感のある美しい身
  • 適度な歯ごたえと上品な甘み
  • 加熱すると柔らかく、とろけるような食感に
  • イカの中でも特に甘みが強いのが最大の魅力

おすすめ料理

  • 刺身:透き通った美しさと甘みを味わう
  • 寿司:高級寿司店でも人気のネタ
  • バター焼き:加熱したとろける食感が絶品
  • 煮物:柔らかく煮えて、煮汁にも旨味が溶け出す

アオリイカ|春~秋の最高級イカ

アオリイカ

旬の時期:4月~11月(最盛期は5~9月)
「イカの王様」と呼ばれるアオリイカ。大型で肉厚、濃厚な甘みが特徴です。産地によって若干異なりますが、春から秋にかけて長く旬を楽しめるイカです。
春(4~6月)は産卵前の大型個体が、秋(9~11月)は成長した子イカが美味しく、特に5~9月が最盛期となります。

味・食感の特徴

  • 肉厚でモチモチとした独特の食感
  • イカ類の中で最も甘みが強く、旨味が濃厚
  • 新鮮なものは透明度が高く、輝くような美しさ
  • 価格は高めですが、その美味しさは格別

おすすめ料理

  • 刺身:肉厚な食感と圧倒的な甘みを堪能
  • 寿司:高級寿司店の定番、握りで食べると最高
  • 炙り:表面を軽く炙ると香ばしさと甘みが際立つ
  • 天ぷら:贅沢ですが、ふっくら柔らかく仕上がります

ホタルイカ|春の風物詩

ホタルイカ

旬の時期:3月~5月(特に4月~5月)
春を告げる小さなイカ、ホタルイカ。富山湾の「ホタルイカの身投げ」は春の風物詩として有名ですね。
富山湾では3月1日が漁の解禁日とされ、最盛期は4月~5月初旬。わずか数ヶ月しか出回らない貴重な季節限定の味です。

味・食感の特徴

  • 小ぶりながら、内臓まで丸ごと食べられるのが特徴
  • 濃厚な旨味とほろ苦さが絶妙
  • 独特のコクと風味がクセになる

おすすめ料理

  • ボイル(酢味噌和え):最も定番で、内臓の旨味を味わう
  • 沖漬け:醤油ベースのタレに漬け込んだ郷土料理
  • 素干し:旨味が凝縮され、お酒のつまみに最高
  • パスタ・アヒージョ:洋風料理にも意外と合います

コウイカ(スミイカ)|冬~春が主な旬

コウイカ

旬の時期:10月~翌年5月(最盛期は12月~3月)
甲イカの名前の通り、体内に硬い甲羅(甲)を持つイカ。墨をたくさん持っているため「スミイカ」とも呼ばれます。
産地によって漁期にばらつきがありますが、一部地域では秋(10月頃)から漁獲が始まり、多くの地域で冬から春にかけて最も美味しくなります。

味・食感の特徴

  • 身が厚く、しっかりとした歯ごたえ
  • 濃厚な旨味と甘みが特徴
  • 墨が多く、イカスミ料理に最適
  • 加熱しても硬くなりにくい

おすすめ料理

  • 刺身:厚みのある身を薄く切って食べる
  • 煮付け:身が締まって、煮汁に旨味が出る
  • イカスミ料理:パスタやリゾット、パエリアなど
  • 天ぷら・フライ:肉厚な身が食べ応え抜群

プロが教える!美味しいイカの選び方

せっかく旬のイカを買うなら、新鮮で美味しいものを選びたいですよね。

ここでは、スーパーや魚屋さんで使える、誰でも簡単にできる目利きのコツを3つお教えします。

ポイント1:目を見る

イカの鮮度チェックポイント「目」についての解説

新鮮なイカの目は真っ黒で澄んでいます。古くなると目が白く濁ってくるので、これが最もわかりやすい判断基準です。目が濁っているイカは避けましょう。

ポイント2:体の色と透明感をチェック

イカの鮮度チェックポイント「色」についての解説

新鮮なイカは透明感があり、褐色の模様がくっきりしています。古くなると全体的に白っぽくなり、透明感が失われます。

購入時は以下を確認するとよいでしょう。

  • 全体的に透明感があるか
  • 色が鮮やかで、変色していないか
  • 表面にヌメリがあり、ツヤツヤしているか

イカは獲れたては透明ですが、20分後にいったん白くなり、40分後には光沢と透明感のある茶褐色になります。最終的には白くなるため、色の濃いイカ(茶褐色)が新鮮です。

ポイント3:身の張りと弾力

イカの鮮度チェックポイント「身」についての解説

指で軽く押したとき、弾力があってすぐに戻るものが新鮮です。ふにゃっとして戻りが悪いもの、身が柔らかすぎるものは鮮度が落ちています。

また、胴体が丸く膨らんでいて、身に張りがあるものを選びましょう。しぼんでいるイカは鮮度が落ちている証拠です。

番外編:冷凍イカの選び方

冷凍イカは解凍後の状態が重要です。解凍する際は冷蔵庫でゆっくり解凍すると、ドリップ(水分)が出にくく美味しく食べられます。

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まとめ|一年中、旬のイカを楽しもう

ここまで、5種類のイカの旬と特徴、そして選び方のコツをご紹介してきました。

イカは種類によって旬が異なるため、一年を通じて美味しいイカが楽しめるというのが最大の魅力です。

季節別おすすめイカまとめ

  • 冬(12~2月)
    • メインの旬: ヤリイカ、コウイカ
    • サブの旬: スルメイカ(日本海)
    • ひとこと: 冬は「高級イカ」の季節。ヤリイカの上品な甘みを堪能してください。
  • 春(3~5月)
    • メインの旬: ホタルイカ、アオリイカ(大型)、コウイカ
    • ひとこと: 富山湾のホタルイカは3月限定!まさに春の風物詩です。
  • 夏(6~8月)
    • メインの旬: スルメイカ、アオリイカ
    • ひとこと: スルメイカの旬到来!お刺身やイカそうめんで食べるのが最高です。
  • 秋(9~11月)
    • メインの旬: スルメイカ、アオリイカ、コウイカ
    • ひとこと: アオリイカが美味しく育つ季節。種類が豊富で売り場が賑わいます。

それぞれの時期に最も美味しい種類を選んで、刺身、煮物、炒め物など、さまざまな料理で堪能してください。

旬のイカを味わうことで、日本の四季の豊かさをより実感できるはずです。

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