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北海道を代表する味覚のひとつ「いくら」。本来は天然の秋鮭卵から作られますが、人工的に作られた「偽物いくら」も存在します。
この記事は、
3点について解説します。今回はとくに味の違いをお伝えするため、実食しました!(天然と人工を食べ比べ)。この記事を読むと、偽物の特徴・見分け方がわかります!
日本の化学会社が開発した、いわゆるコピー商品です。1970年代後半に商品化され、現在も市場に流通しています。
その成分は、
これらを赤く着色したものが、「偽物いくら」の正体です。天然赤色系色素(βカロテンなど)によって美しい色を再現し、水産関係者でも騙される完成度と話題になりました。
筆者は北海道の水産会社に勤続20年以上、おまけに浜育ち。いくらに関しては、一般の方よりもたくさん食べてきたと思います。業界人でも本当に見分けがつかないものか、自分の目と舌で検証しました。
人生初の「偽物いくら」購入です!
なるほど、よく似ています。しかし、何かが違う・・・。
気になったのは以下4箇所。
最初は(1)(2)、見た目の違いに違和感を覚えました。それから(3)については「まるで違う」印象です。偽物はスプーンを下に向けるとポロポロと落ちていきます。本物は粘りがあり、粒と粒が簡単には離れません。
しかし、画像だけで違いがわかるでしょうか?次の画像を見比べて、どちらが偽物か当ててみましょう!
いかがでしょうか?右と左、偽物はどちらかわかりましたか?
正解:右が偽物でした!※
※比較画像は天然「本物の塩いくら」と、人工的に作られた「偽物の塩いくら」です。
画像だけであれば、水産業界の人間でもかなり難しい問題だと思います。見た目はなかなかのクオリティと認めざるを得ません。
続いて実食!偽物いくらを食べてみました。ここでも強い違和感です。
正直なところ、偽物は美味しいと思えませんでした。しかし、よく似せているとは思います。少量のトッピングであれば、気づく人は少ないかもしれません。
であれば、具体的な「見分け方」を知りたいですよね?次に簡単な方法をお教えします。
もっとも簡単でシンプルな見分け方は「熱湯に入れること」です。本物は熱湯に浸かると白い膜ができます。いくらのタンパク質が反応して、凝固するためです。
一方の偽物は熱湯をかけても変化しません。写真の画像は90℃以上の熱湯をかけた状態です。
この方法はお湯があれば確認できるので、オススメです。今回、他の見分け方も試しましたが、結果はイマイチでした。巷にはさまざまな情報があります。
たとえば・・・
しかし、今回購入した偽物を転がしても中心は上を向きませんでした。(2)(3)についても、漁期後半のいくらは皮が固くなるため、確実とは言えません。やはり簡単にできるのは熱湯を使う方法でしょう。
実際に「本物・天然いくら」と「偽物・人工いくら」を比べてみて、まるで別物と感じました。
当然、偽物には本物に備わっている栄養もありません。たとえば、いくらの代表的な栄養として挙げられる「DHA、EPA(必須脂肪酸のひとつ)」「タンパク質」
これらの栄養素は一緒に摂取することで高い効果が期待できます。コレステロール低下や中性脂肪低下など。その効果は「いくら」を食べるコレステロール増加よりも大幅に上回る場合があるのです。
▼いくらの栄養についてはコチラで詳しい情報を掲載しております。
いくらの「栄養」・「カロリー」についてはコチラで詳しい情報を掲載しております。いくらに含まれているDHA・EPAの働き。「いくら」の赤い色は、アスタキサンチンについても分かります。
偽物いくらとは、
偽物も料理のトッピングなど少量の使用であれば彩りに使えそうですが、「いくら丼」のような料理の主役にするのはおすすめできません。
そもそも味が違いますし、ごちそうを食べる際のワクワク感もありませんよね?せっかくのプチ贅沢や、感謝を込めたギフトには本物・天然いくらを選びましょう!
当店で販売している北海道ぎょれんの「いくら醤油漬(はぼまい昆布しょうゆ味)」は正真正銘の本物いくらです。
旬の時期に急速凍結することで、美味しさを閉じ込めました!
漁期前半の卵で、やわからいプチプチ食感、口に皮が残らない「とろける幸せ食感」を体験していただきたいです!
専用化粧箱に入れてお送りするので、ギフトとしても人気があります。
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