
ピチットシートで一晩脱水後、更に旨味を引き出すため、11〜4月の晴れた日のみ限定で、寒風の中「天日干し」をします。
天日干しの生産を11〜4月に行っているのは、寒風と適度な日差しが必要となるからです。夏場の気温や強い日差しの元では魚が傷みやすく、虫も寄ってきます。
そのため、この加工場では季節を限定して製造しているのです。
「天日干し」は特別な設備がいらない反面、天候に左右されやすく、大量生産には向きません。
また、均一な仕上がりにする難しさもあり、天日干しをする業者は少なくなってきました。

一方で、機械による冷風乾燥等は設備が必要とはなりますが、安定した大量生産が可能となります。
一概にどちらがとは言えません。しかし、私が食べ比べた感想としては天日干しの方がより魚の旨味を強く感じます。
普段は「開きほっけ」1枚は少し多いなぁ、と感じるのですが、「厚岸浜風干」は1枚すぐにペロリと食べてしまいました。