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魚料理の基本と裏技
【昆布】編

美味しい出汁(だし)が自慢の昆布ですが、昆布が主役の料理も是非覚えたいですね。昆布の健康成分を100%摂取するのは丸ごと食べる事が大切。低カロリーなのに大満足の昆布料理にチャレンジしてみませんか?
■出汁(だし)のとり方昆布だし/一番だし/二番だし 乾燥昆布
■昆布料理の裏技

昆布の保存方法

昆布の表面の「白い粉」って何?

昆布は湿らせると扱いやすい

長時間煮込む料理には、昆布を敷いて

出汁のとり方
(1)昆布だし

昆布の上品なうまみだけでとるだし汁です。真昆布や羅臼昆布などの高級昆布でとった昆布だしからは、味が濃く、香りのよいだしがとれます。魚介類の汁物や煮もの、白味噌仕立ての汁ものなどに向くだし汁です。調味料を控えめに使ったほうが、昆布本来のうまみが味わえます。

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[1]昆布50cmを用意し、両面をかたく絞ったぬれ布巾で拭く。(後の利用を考えて昆布に切り目は入れない)。
[2]鍋に水16カップと1の昆布を入れ、1時間以上おく。時間があれば前日から浸しておく水出しがベスト。
[3]2を火にかけ、ブツブツと泡が出始めたら昆布を引き上げて火を止める。
[4]3の昆布は小物干しなどに下げて干し、ポリ袋に入れて冷蔵か冷凍してため、二番だしやみそ漬けに。

(2)一番だし

昆布とかつお節で丁寧にとっただし汁です。ひと口、口にふくんで舌に感じるかつお節のうまみと昆布のうまみとが渾然一体となり、香りとともに味わえるのが特徴です。懐石料理をはじめ、吸いものや、茶碗蒸しなどに使われるだしです。

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一番ダシの取り方

[1]昆布20cm長さ2枚、削り節15g、水16カップを用意する。
[2]昆布の両面をかたく絞ったぬれ布巾で昆布の表面をふき、砂やほこりを取り除く。
[3]鍋に分量の水を入れ、昆布を入れて、そのまま30分以上おく。
[4]3を火にかけ、ブツブツと泡が出始めるまで加熱する。沸騰直前に昆布を引き上げて、火を止める。
[5]分量のかつお節を鍋に入れ、かつお節が踊らない程度の弱火にして、3〜4分煮出して火を止める。そのまましばらくおいて、かつお節が鍋底に沈むのを待つ。
[6]二重のザルか、不織布のペーパータオルを敷いたザルなどで静かにこして、だしをとる。

(3)二番だし

一番だしで使った昆布とかつお節を再利用してとる、いわば"普通だし"といえます。
だしをとったあとの昆布とかつお節を弱火で煮出しますが、追いがつおといって新しいかつお節を加えたり、昆布も新しく加えると香りが生きます。煮物やみそ汁などに使います。

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[1]鍋にだしをとったあとの昆布(だしをとる前、20〜30cmのもの)1枚と、水7カップを入れて弱火にかけ沸騰したら、昆布をとり出し、 だしをとったあとのけずり節(だしをとる前、15g)を加える。
[2]沸騰したら新しい昆布5cm長1枚を加え、煮立ったら火を止めて、冷めるまで待ち、一番だし同様にこす。

昆布料理の基本と裏技
小分けして保存 ■昆布は小分けして保存

昆布は乾物なので、湿気を嫌います。

湿気の少ない棚の上などに、缶や密閉できる袋で保存するのがベストです。

だし汁用の昆布なら10〜15cm長に切りそろえ、入れておくと便利です。

晴れて乾燥した日には、晴れて乾燥した日には、袋から取り出し、天日干ししてあげるとさらによい状態が保てます。

軽くふき取る ■昆布表面についている「白い粉はうまみ成分」

昆布の表面についている白い粉は「マンニット」という「うまみ成分」です。

昆布を乾燥させた時に、水分といっしょに昆布の表面に抽出されて結晶になったもの。

洗うと、せっかくの「うまみ」成分を落としてしまうことになります。汚れが気になるようならば、かたく絞ったぬれ布巾で軽くこすってからお使い下さい。

■昆布は湿らせると扱いやすい

よく乾燥した昆布は、かたくて扱いにくいもの。巻いたり、包んだりして使う場合には、あらかじめ、ぬれ布巾に包んでおきます。

しばらくすると扱いやすくなります。細く切ったり、小さく切りそろえたりする場合も同様です。

■長時間煮込む料理には、昆布を敷いて

長時間煮込む煮ものの場合、昆布を敷いて煮ると焦げつきの心配がありません。

例えば、豚の角煮などでも、昆布を敷いて煮ると、トロトロになるまで煮ても焦げ付かないばかりか、豚肉特有のクセまで消してくれます。もちろん、その昆布もおいしくいただけます。

煮くずれしやすい魚の煮つけなども、竹の皮やアルミ箔の代わりに昆布を敷くと、うまみが加わり、しかも、皮がはがれる心配もなくなります。

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