
ホタテは漢字で「帆立」と書きますが、これは殻を開いた姿が帆掛け舟に似ているためで、昔は海中でもその姿で泳いでいると思われていたようです。
実際には、強靭な貝柱を使って、貝殻を閉じ、その勢いで海水を吐き出し、ジャンプして移動します。

オレンジ色の卵をもつホタテがメス、クリーム色の卵(生殖腺)がオスです。
ホタテは生れてからほぼ1年間は全てオスで、その後成長と共に、ほぼ半数がメスに性転換します。
オスのホタテは卵(生殖腺)がクリーム色、メスはオレンジ色。簡単に見分けがつきます。
時期によってはクリーム色とオレンジのモザイク模様の卵を持ったホタテもいるんですよ。
オレンジ色になるのは、赤く発色する色素のカロチノイドを含んでいるためで、栄養価や食味にはほとんど差がなく、どちらも美味しく食べられます。


貝毒は心配ご無用!万全の管理体制で安全なホタテだけを出荷しています。
水温が高い時期になると、ホタテの生息海域に毒性プランクトンが増え、ホタテをはじめとする二枚貝に毒性が現れることがあります。
この貝毒には、お腹を壊す「下痢性貝毒」とフグの毒のように神経を麻痺させる「麻痺性貝毒」があります。
北海道では、ホタテの水揚げ前には必ず貝毒検査を行い、数値が高ければ水揚げを停止し、安全なホタテだけを流通させる体制を作っています。
ホタテの中腸腺(ウロ)は、ホタテが餌として食べたプランクトンの毒素を貯める働きがあると言われ、貝毒の発生時には、特にウロの毒性が高くなります。
このため、北海道では活ホタテを除いて、全てウロを取り除いた製品が出荷されています。